機体概要 全長:5.2m 全幅:2.5m 全高:1.6m エンジン推力:約0.5t 重量:約0.7t 速度:遷音速
無人機研究システムは富士重工によって開発が進められている、空中発進型の小型無人機である。 元は多用途小型無人機として各種用途への適合を目指し開発が進められていた技術実証機であり、TACOMはこの名称を略したものと言われている。 離陸は自力ではなく中大型航空機に懸架し、空中で発進する方法を採用している。 多用途小型無人機の試験ではF-4EJが発射母機として使われ、無人機研究システムはF-15Jを発射母機としている。 搭載母機の適合性は誘導弾等と同様で、クリアランスの確保、強度及びペイロードの充足、フラッター特性などを鑑みて搭載の可否が決定される。 飛行制御はプレプログラミング方式で、自立制御を達成する。 これによって、搭載母機に必要な改造を最小限で済ませている。 胴体下部にはセンサ窓が設けられており、偵察用カメラなどを搭載する。 無人機研究システムはこのペイロード部分を換装することで、様々な用途への転換が可能な無人航空機の実証研究を目的としている。 なお名称からも判るとおり本機は技術実証機であり、実用に供することは本来ならば想定されていない。 しかし本機を実用化し実任務への投入を検討するとの報道があり、今後も技術実証機であり続けるかは不透明である。 任務終了後は基地に帰還し、滑走路に自動着陸して回収される。 多用途小型無人機ではパラシュートとエアバックによって着陸する方式だったが、再使用を容易にするため無人機研究システムで変更された部分である。
収録バリエーション
無地の基本形 投下試験用904号機 飛行試験用1001号機 光学センサ試験用1003号機
これより先ジョークバリエーション
標的用1121号機 足付きを落すとか勿体ねぇや 攻撃用1124号機 250ポンドを二つ翼付根に 電子戦用1192号機 F-2じゃなくてUS-2風なのは何でだろうね テストベッド用1241号機 単なる色替えとか言わないで